丸善雄松堂

丸善雄松堂の歴史

                                                                                     
2020(令和2年) 丸善雄松堂 「J-DAC(ジャパン デジタル アーカイブズ センター)」が文部科学省の「研究支援サービス・パートナーシップ」に認定。/人と知との出会いをつなぎ、人びとがまなびでつながるコミュニティラウンジ「Creadisce(クレアディスケ)」オープン。
2019 (平成31年/
令和元年)
丸善雄松堂 丸善創業150周年を迎える。周年を記念し、電子版『學鐙』を発売するほか、稀覯書展「西洋の名著との出会い」、連続講演会「知を鐙す11のまなび」を開催。/第100回「グロリアクラブ」を開催。
2018 (平成30年) 丸善雄松堂 第8回「ゲスナー賞」を開催。
2016 (平成28年) 丸善雄松堂 丸善株式会社が株式会社雄松堂書店を経営統合し、社名を丸善雄松堂株式会社に改称。
2015 (平成27年) 丸善 市立図書館と大型書店を融合した文化・交流施設「OKEGAWA honプラス+」オープン。
2012 (平成24年) 丸善本社機能を東品川から浜松町へ移転。/学術・研究機関向け電子書籍配信サービス「Maruzen eBook Library」スタート。
2012 (平成24年) 雄松堂書店 貴重史資料のオンライン配信プラットフォーム「J-DAC(ジャパン デジタル アーカイブズ センター)」オープン。
2011 (平成23年) 丸善 出版事業部門を分社(丸善出版株式会社)。/ロンドン出張所、閉鎖。
2011 (平成23年) 雄松堂書店 丸善CHIホールディングの傘下に。/古書専門店「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ(WABP)」開店。
2010 (平成22年) 丸善株式会社図書館流通センターとの経営統合により、共同持株会社 CHIグループ株式会社(現・丸善CHIホールディング株式会社)設立。/本社機能を日本橋から東品川へ移転。/店舗事業部門を分社(現・丸善ジュンク堂書店)。
2010 (平成22年) 雄松堂書店 株式会社雄松堂出版、雄松堂アーカイブズ株式会社、株式会社雄松堂ファンタスを株式会社雄松堂書店に統合。/本社社屋を新宿区四谷坂町へ移転。
2007 (平成19年) 丸善 大日本印刷株式会社の傘下に。/「丸善経営理念」制定。
2007 (平成19年) 雄松堂書店 「創業75周年記念YUSHODO FORUM ウィンストン・S・チャーチル氏講演会」開催。
2006 (平成18年) 丸善 店外洋品催事事業と店舗での洋品小売事業を事業譲渡。/プライバシーマーク認証取得。
2003 (平成15年) 雄松堂書店 国際共同出版『タイムズ世界地図帳 第11版』発売。
2002 (平成14年) 雄松堂書店 「創業70周年記念国際古書展」開催。
2000 (平成12年) 丸善国立国会図書館所蔵の昭和前期刊行図書デジタル版集成 <社会科学部門> 発売開始。/正倉院宝物の聖語蔵経巻カラーCD-R版、第1期発売開始。
1999 (平成11年) 丸善 自働書庫システムを日本で初めて図書館へ導入。/「Super ちょいす君」の発展版である「Knowledge Worker」を開発、サービス提供開始。
1999 (平成11年) 雄松堂書店 「国際ビブリオフィル協会(AIB)日本大会」の開催に事務局として参画。
1997 (平成9年) 丸善 「Super ちょいす君」、サービス提供開始。
1996 (平成8年) 雄松堂書店 書誌学上のすぐれた研究や業績を顕彰する「ゲスナー賞」創設。
1995 (平成7年) 丸善 「丸善インターネットショッピング」サービス開始。
1994 (平成6年) 丸善 創業125周年記念商品として、シーボルト旧蔵『日本植物図譜』を出版。
1989 (昭和64年/
平成元年)
丸善 国立国会図書館所蔵の明治期刊行図書資料保存事業をスタート。
1988 (昭和63年) 丸善 現存する最も古い油彩肖像画といわれるグーテンベルク「肖像画」を購入。
1988 (昭和63年) 雄松堂書店 山梨県に流通センター(YOC)を開設。/マイクロフィッシュ版『明治期刊行物集成』を刊行開始。
1987 (昭和62年) 丸善 グーテンベルク「四十二行聖書」を丸善創業120周年記念事業の一環として、ニューヨークのクリスティーズ・オークションで落札。/『ザ・ニュー・パルグレイヴ経済学辞典』刊行。
1986 (昭和61年) 雄松堂書店 第1回「YUSHODO FORUM」開催。
1985 (昭和60年) 丸善 シェイクスピア研究の基礎文献を集大成する世界最大のマイクロコレクション『BIBLIOTHECA SHAKESPEARIANA』を刊行開始。
1984 (昭和59年) 丸善 イギリス、ロンドンに事務所を開設。
1983 (昭和58年) 雄松堂書店 出版事業部を分社し株式会社雄松堂出版を新設。
1981 (昭和56年) 丸善 『丸善百年史』(上巻、下巻、資料編)刊行。/金沢支店、横浜支店開設。
1979 (昭和54年) 丸善 日中平和友好のための「日本図書展覧」、上海・長春での開催に参画。
1977 (昭和52年) 丸善 MASISセンターが設置され、学術文献情報データベースサービス開始。
1976 (昭和51年) 丸善 盛岡営業所開設。
1976 (昭和51年) 雄松堂書店 第1回「YUSHODO国際古書展」開催。
1974 (昭和49年) 雄松堂書店 愛書家の集いの場「グロリア・クラブ」を設立 。
1973 (昭和48年) 丸善 岡山支店開設。
1973 (昭和48年) 雄松堂書店 原装版『古辞書叢刊』を製作・販売。/「国際古書籍商連盟(ILAB)東京大会」の開催に事務局として参画。
1971 (昭和46年) 丸善 東京大学安田講堂地下に、東大生協丸善洋書コーナー開設。
1970 (昭和45年) 丸善 日本初のユニット式スチール製陳列棚、「マルゼン書店棚」新発売。
1969 (昭和44年) 丸善「創業100年記念欧米稀覯書展示即売会」を開催。/木村毅著『丸善外史』を記念出版。
1968 (昭和43年) 丸善 「明治100年記念洋書100年展」開催。/『オックスフォード大辞典 全13巻』刊行。
1968 (昭和43年) 雄松堂書店 新宿区三栄町に新社屋ニューフィールドビル、竣工・移転。
1967 (昭和42年) 雄松堂書店 関西営業所(後の関西支店)開設。
1966 (昭和41年) 雄松堂書店 第1回「古書展示即売会」開催。/改訂復刻版『異国叢書』を刊行開始。
1964 (昭和39年) 雄松堂書店 日本古書籍商協会(ABAJ)を設立。翌年、国際古書籍商連盟(ILAB)に加盟 。
1962 (昭和37年) 雄松堂書店 雄松堂フィルム出版有限会社(後の雄松堂アーカイブズ株式会社)を設立。/マイクロフィルム出版事業に着手。
1961 (昭和36年) 丸善 広島支店開設。
1960 (昭和35年) 丸善 第二丸善ビル、新築落成。/洋書のリプリント版を「Maruzen Asian Edition」としてシリーズ化。
1960 (昭和35年) 雄松堂書店 新田満夫、東京四谷で株式会社雄松堂書店を設立。
1959 (昭和34年) 丸善 「サマセット・モーム展覧会」開催、モーム本人が来場。
1958 (昭和33年) 丸善 文芸誌『聲』創刊。/図書館のための『丸善ライブラリー・ニュース』創刊。
1956 (昭和31年) 丸善 ニューヨーク出張所開設(後に、Maruzen International Co., Ltd.に改組)。
1955 (昭和30年) 丸善 「スリップ」を考案した斎藤哲郎、「丸善十進分類法」を完成。
1954 (昭和29年) 丸善 本社ビル屋上に「丸善ゴルファーズ・センター」を開設(同休憩場所の喫茶室でハヤシライスを提供)。
1952 (昭和27年) 丸善 鉄骨鉄筋造りの本社ビル、新築落成。
1951 (昭和26年) 丸善 『學鐙』復刊。/『丸善社史』刊行。
1950 (昭和25年) 雄松堂書店 文京区小石川表町に木造2階建の本社社屋、竣工。株式会社雄松堂として営業再開 。/洋書の輸入・販売を開始。
1949 (昭和24年) 丸善 株式を東京証券取引所へ上場。/『アナウンスメント』復刊。/洋書輸入が制限付きで再開されたことに伴い第1回英国書展覧会開催。/学校図書館設置の増加に伴い、ライブラリー・モデルルームを日本橋店に設置。
1947 (昭和22年) 丸善 木造2階建の日本橋本社社屋、竣工。/戦後日本の文化再建の一翼を担う目的で丸善美術部(店内画廊)の設立。
1945 (昭和20年) 丸善 本土空襲により、本社、支店、出張所、工場、子会社などのほとんどが被災。
1945 (昭和20年) 雄松堂書店 本土空襲により、店舗焼失。
1943 (昭和18年) 雄松堂書店 太平洋戦争の激化により、営業活動を休止。
1939 (昭和14年) 丸善社旗が制定される。/マルゼンタイムレコーダーを発売。
1938 (昭和13年) 丸善 社歌「風に見よ」完成(作詞:北原白秋、作曲:山田耕筰)。
1937 (昭和12年) 丸善 洋物部、ファッションカタログ「流行新相」創刊。
1936 (昭和11年) 丸善 折り畳み式洋傘を製造・販売。
1933 (昭和8年) 丸善 「匂ひの展覧会」開催。
1933 (昭和8年) 雄松堂書店 古書目録「竹帛」の発行を開始。
1932 (昭和7年) 雄松堂書店 新田勇次、巌松堂書店から独立し東京神田神保町で雄松堂書店を創業、書籍を商う。
1925 (大正14年) 丸善 東京天文台編纂『理科年表』の発売所となり第1号を発行。/インキ部が新設される。
1923 (大正12年) 丸善 関東大震災にて本店、神田、横浜支店全焼。
1922 (大正11年) 丸善 札幌出張所開設。
1921 (大正10年) 丸善 大阪支店、新築落成。
1919 (大正8年) 丸善 創業50周年を迎える。
1918 (大正7年) 丸善 モンロー計算機の輸入開始。
1917 (大正6年) 丸善 月刊『マルゼンアナウンスメント』(丸善新刊洋書案内)を創刊。/アテナインキ発売。
1916 (大正5年) 丸善 仙台支店開設。
1914 (大正3年) 丸善 バーバリー・レインコートの輸入開始。
1913 (大正2年) 丸善 『丸善スタンダード字書』発売。/福岡支店、開設。
1912 (明治45年/
大正元年)
丸善明治天皇大葬に際して、礼服として「シルクハット」を販売。/店員の斎藤哲郎、在庫管理のためスリップを考案。
1911 (明治44年) 丸善 丸善夜学校開校。
1910 (明治43年) 丸善 赤煉瓦造りの本社ビル竣工。/文芸誌『白樺』発行。
1907 (明治40年) 丸善 オノト万年筆をイギリスから初輸入。
1905 (明治38年) 丸善 従業員のための夜間教育を開始(後の丸善夜学校)。
1902 (明治35年) 丸善 『ブリタニカ(大英百科全書)』の月賦販売、予約注文を行う。
1900 (明治33年) 丸善 ウェリントンタイプライターの輸入・販売を開始。/『學鐙』編集長となる内田魯庵が入社。
1899 (明治32年) 丸善 予約者に向けて、海外雑誌・新聞の直送サービスを開始。
1897 (明治30年) 丸善 『學の燈』創刊(その後、『學燈』を経て『學鐙』となる)。/デ・ラ・ルー社のペリカン万年筆の輸入・販売開始。
1893 (明治26年) 丸善 商法の施行により株式組織化し、正式に「丸善株式会社」となる。
1888 (明治21年) 丸善 この頃、クリスマスカードの輸入開始。
1885 (明治18年) 丸善 早矢仕有的、丸善の社長を辞任。
1884 (明治17年) 丸善この頃、カウスのスタイログラフィックペンを日本で初めて輸入し販売(後に『万年筆』と呼ばれるようになる。)/丸屋銀行破綻。
1882 (明治15年) 丸善 明治の代表的な文芸書のひとつである『新体詩抄』刊行。
1881 (明治14年) 丸善 古本屋「中西屋」開業。
1880 (明治13年) 丸善 定款を定め、責任有限丸善商社と改称。
1878 (明治11年) 丸善 西洋のマナーを記した『英米礼記』を出版。/安井敬七郎作製のインキ製造・販売開始。
1876 (明治9年) 丸善 日本最初の国産マッチ、新燧社製品を独占販売。/日本橋店、京橋の火災で類焼。
1874 (明治7年) 丸善名古屋本町八丁目に名古屋支店を開設、書籍・薬品などを商う(後に本町二丁目を経て栄町三丁目に移転。)/日本橋本町に丸屋薬店を開店。/死亡請合規則を設ける。日本初の生命保険となる。
1873 (明治6年) 丸善 西洋式簿記法の普及のため、一般向けに簿記講習を開始する。
1872 (明治5年) 丸善京都二条通に京都支店を開設、書籍・薬品などを商う(後に寺町通に移り、三条麩屋町を経て河原町通に移転。)
1871 (明治4年) 丸善 大阪南久宝寺町に大阪支店を開設、書籍・洋品・薬品などを商う(後に心斎橋へ移転)。
1869 (明治2年) 丸善 早矢仕有的、横浜で丸屋商社を創業。翌年、日本橋にも開店。