丸善雄松堂

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2024.1.23

専門出版各社と丸善雄松堂が電子図書館で被災地支援へ ~電子図書館サービス(Maruzen eBook Library)を活用し能登半島地震で被災した 学術・教育機関の「まなび」を支援へ~

丸善雄松堂株式会社(本社:東京都港区/代表者:代表取締役 矢野正也/以下:丸善雄松堂)は、2024年1月能登半島地震で被災した、石川県、富山県、福井県、新潟県の学術・教育機関の契約機関に対し、2024年1月25日より丸善雄松堂が展開する国内最大級の電子図書館サービス『Maruzen eBook Library』(以下:MeL)を通じて、ご賛同を得た出版社の電子書籍の無償配信を決定いたしました。

【背景】

2024年1月に発生した能登半島地震の影響により、多くの学術・教育機関の図書館で、書籍の落下、書架の倒壊、窓ガラスや壁の損害によって臨時休館を余儀なくされていることが確認されています。能登半島から通学ができない学生も数多くいらっしゃるなどまなびの環境を提供することは急務となっています。

多岐にわたる迅速な支援が求められる中で、丸善雄松堂では、インターネット通信環境があれば、パソコンやスマートフォンで、専門書へアクセス可能な電子図書館サービス『MeL』の特性を活かし、学生がすこしでもまなびの機会を確保できるように、ご賛同を得た出版社の電子書籍に限り、期間限定で無償にて配信を行うことといたしました。

【概要】

丸善雄松堂が展開する国内最大級の電子図書館サービス『MeL 』は国内最大規模の導入機関数、提供コンテンツ数を有し、多くの研究者・学生・企業・市民の方々より高い評価をいただいています。本支援はこの度の地震によって学術・専門書籍へのアクセスが難しくなった学生・研究者への支援であり、困難な期間においても、試験や論文執筆、資格取得など日常と変わらないまなびの継続を、パソコンやスマートフォンからでも実現できるための支援です。被災した学生へのまなびの支援は、地域の復興だけでなく、若者たちの未来にも直結することです。本支援内容は、多くの出版社からのご協力とご賛同をもとに実現した支援となります。被災地の復興状況を注視しつつ、対象期間は、新学期を迎えて一定程度落ち着くまでの2024 年 6 月末までとしています。

【今後について】

第一弾に配信予定(2024年1月25日以降)の協賛出版社は別紙の通りであり、その後もご賛同いただいた出版各社については、HPの特設サイトにおいて更新をしていく予定です。

一日も早く復興が進みますことを丸善雄松堂社員一同、心より祈念申し上げます。

 

【参考情報】

● 丸善雄松堂について https://yushodo.maruzen.co.jp/
丸善雄松堂は、大学をはじめとする全国の教育・研究機関への学術資料の提供や学習空間・商空間のプロデュース、図書館など教育機関・文化施設の運営支援等の事業を通じ、150年以上にわたり、日本の教育・科学・文化の発展に貢献してきました。現在、こうした知見をもとに、地域や社会に広がる「まなびのつながり」を育み、人びとの持続的なまなびを促進する環境づくりを支援しています。
※2016年2月に丸善㈱(1869年1月創業)と㈱雄松堂書店は経営統合し、丸善雄松堂㈱になりました。

● 「Maruzen eBook Library(MeL)」について
Maruzen eBook Library は、丸善雄松堂が開発・運営し、学術書籍に特化した電子書籍を提供する、日本最大の学術・研究機関向け配信プラットフォームです。2024年1月現在、国内・海外の出版社380 社以上・計 16 万タイトルを超える電子書籍を取り扱い、大学図書館をはじめとする国内外の教育・研究機関・約1,000機関でご利用いただいています。充実した検索・閲覧機能のほか、読み上げ機能、動画配信機能、リクエスト機能なども備え、より高いアクセシビリティを実現しています。
サイトURL:https://kw.maruzen.co.jp/ln/ebl/ebl_01.html

 

取材・お問い合わせ

■本件に関する問い合わせ
丸善雄松堂株式会社 学術情報ソリューション事業部
担当 : 電子ソリューション開発センター Maruzen eBook Library担当
Mail : ebook-i@maruzen.co.jp

■丸善雄松堂株式会社に関する問い合わせ
丸善雄松堂株式会社
担当 : 経営企画部
Mail : ml-mycc@maruzen.co.jp
TEL : 03-6367-6006
FAX : 03-6367-6153

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