2021年05月30日
[はじめに]
明治2年、福澤諭吉の門下生・早矢仕有的が丸善を創業してから、150年が経った。その間に元号は4回かわり、日本の社会や文化、海外諸国との関係も当時とは異なる様相を呈している。社会における「知」や「情報」のあり方も大きく変わるなかで、丸善も自らの形を自在に変えながら事業を展開しつづけてきた―――(『丸善の150年と12の方法』はじめにより )
この連載では、丸善にはじまる丸善雄松堂が創業150周年を記念して発行した『丸善の150年と12の方法 ~ Maruzen Meme & Methods ~』に掲載された全48のエピソードを紹介します。創業以降、脈々と受け継がれる私たちの“らしさ”や“行動パターン”の特徴から「12の方法」を取り出し、付随するエピソードとともに紹介する本書は、当初、従業員に向けて制作されたものです。
この度、その一部を公開することで、広くステークホルダーの皆さまにお愉しみいただき、また、当社をより深く知っていただけますと幸いです。これからも知を鐙すため進みつづける当社を、末永くよろしくお願いいたします。
『丸善の150年と12の方法 ~Maruzen Meme & Methods~』(2019年5月発行)
※当書籍は販売しておりません
発行:丸善雄松堂株式会社
企画構成・編集:株式会社編集工学研究所
印刷:大日本印刷株式会社
執筆・編集協力:合同会社飛ぶ教室
2021年(令和3年)