1980年に建設された横浜図書館の大規模リニューアル・プロジェクトです。改修工事の間(約1年4か月)は書庫のみ利用可能な状況を残しつつ全面閉館して工事を行い、2022年4月に再オープンしました。
今回の大規模改修では、館内の使い方を大きく変更しており、所要室は面積や配置場所を変更、旧事務室フロアにラーニング・コモンズを新たに設置、閲覧席のみだった最上階フロアにも書架を配して開架閲覧室とするなど、外観はほとんど変わっていませんが、内部設備は最新の大学図書館へと進化させています。私立大学の中央図書館で、長期間の閉館(仮図書館運用)を行っての大規模改修工事は非常に珍しく、環境に配慮したプロジェクトとしても注目すべき事例です。
弊社は、改修工事に伴う収蔵図書の移転再配架業務(仮設図書館への一時移転含む)と、今回の改修での特徴であるブックウォールと称する壁面高書架や、開架書架の製作及び納品整備に協力しました。
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