丸善雄松堂

事例紹介

帆船着想の外観に、理工学部の最先端実験設備・ICT機器やものづくりアトリエを揃えた夢とまなびを育む場[安田女子大学2号館]

  • まなびの空間づくり
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女子大学として日本初の理工学部開設に伴い建設され、生物・情報・建築分野の研究・実験に対応するため各分野の実験室などが入った2号館に家具を納入しました。
本施設は、生物・情報・建築の3分野に対応した実験室や専門教室を備えた建物であり、分野横断的なまなびを支える環境として整備されています。
建物中心には、1・2階にまたがる「コモンズ」と呼ばれる開放的な吹き抜け空間を配置し、屋外プラザや大階段、テラスと連続することで、学習・交流・発信の拠点となる環境を構築しています。
また、情報科学科の教室や研究室、ラウンジ、スカイホールなどにおいては、用途や学修内容に応じた家具構成とし、学生が主体的に学び・活動できる多様な空間を実現しています。

オープンに向けての取り組み

「柔しく剛く」という学園訓の考えを背景に、学生視点に立った空間提案と、デザイン性・コストの両立が求められ、コンサルティングから設備提案まで幅広く支援を実施しました。
広島支店および空間デザイン部門が連携し、継続的な提案活動を行った結果、デザイン性の高さを評価いただき、情報科学科および共用部のFFE(家具・什器)を納入いたしました。

2号館の特徴

コンセプトデザイン
女子大学として新たな分野へ挑戦する象徴として、2号館外観には「大海原への船出」をコンセプトに、帆船をイメージしたデザインが採用されています。

Islands
安田女子大学2号館 外観

空間構成
建物の中心には、1・2階にまたがる「コモンズ」を配置。

 ・屋外プラザ(広場)
 ・大階段
 ・テラス
 ・アトリエ

と連続する構成とし、開閉可能なサッシにより内外一体での利用を可能としています。
イベントなどの大規模活動から、ゼミ単位での小規模利用まで、多様な学習・交流に対応する柔軟な空間としています。
また、「峡谷」をイメージした吹き抜け空間は世界各地の植物が配置されており、多様性の森としての役割もある象徴的空間となっています。

学科別空間・家具計画
情報科学科(4階)
ゲーム開発演習やプログラミング教育に対応した専門教室・研究室を整備。
各教室ごとに、学習内容に応じた内装デザイン/最適な家具レイアウトを採用し、教育効果を高める環境を実現しています。

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Ocean

建築学科関連(2階ラウンジ)
建築学科の学生向けに、日本の代表的な木工加工技術を用いた家具を配置。
実物に触れることで、素材理解/加工技術の知識習得を促進する、体験型の学習空間としています。

スカイホール(4〜6階 南側)
大学周辺を一望できるスカイホールには、各階ごとに異なる家具を配置。
利用目的に応じて使い分けができる、多様な滞在空間を整備しています。

Islands
Ocean

本計画では、教育理念を体現する空間として、学習内容に応じた空間設計、学生の主体的な利用を促す家具計画、デザイン性と機能性の両立が高く評価されました。
結果として、情報科学科および共用空間の環境整備において、質の高い学修環境の実現に寄与しています。

今後の展望

今後も、理工系教育を支える学習空間として、専門分野の深化と分野横断的な学びの両立を促進する拠点としての活用が期待されます。
当社としても、教育環境の質を高める空間づくりにおいて、コンセプト提案から設計・什器計画まで一体的に支援し、学生の創造力と実践力を育む場の提供に取り組んでいきます。

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