東京証券取引所のある日本橋兜町に建設された再開発ビル「KABUTO ONE」は、「国際金融都市・東京」構想の実現に寄与するとともに、地域全体の更なる発展、魅力の向上に貢献することを目指した施設です。
2021年10月、このビルのシンボル施設として3階に「Book Lounge Kable(カブル)」が開設されました。お金と暮らしの「できる/わかる」が広がる場として、「お金」や「暮らし」にまつわる書籍をゆっくり読むことのできる、くつろぎと、癒しを提供する落ち着いた空間を提供しています。
丸善雄松堂では、この施設の整備にあたって、施設コンセプトの立案、インテリアデザイン、環境整備、配置図書の選書・納入を行い、現在運営業務を受託しています。
施設全体はフロアが見渡せる配置計画で、エントランスエリア、水盤エリア、ビジネスエリア、リーディングラウンジ、リラックスエリア、ミーティングルーム、ワークポッドの7つのエリアで構成されています。各エリアの利用形態に即した様々な椅子を設置することで、利用者の好みの読書環境、仕事環境を提供しています。施設のもう一つの顔である書籍は、壁面書棚を中心に設置しラウンジ各所から書棚が見えるようにすることで、施設の一体感を創りだしています。
また、ビルの4階に設置されたホール&カンファレンスとの一体運営を行っており、このブックラウンジもカンファレンスルームとしての占有利用も想定しています。フロア中央に設置した家具書架は可動式で、多人数でのカンファレンスやイベント、パーティーでの利用も可能な設計となっています。
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