丸善雄松堂

事例紹介

「開かれたお寺」の書店運営 築地本願寺ブックセンター

  • まなびの場の企画・運営
  • まなびの空間づくり
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浄土真宗本願寺派 築地本願寺

業種
その他
ニーズ

築地本願寺創建400年の節目の大改革として「築地本願寺首都圏宗務特別開教区伝道推進基本計画」という一大プロジェクトがありました。そのプロジェクトの一環として「開かれたお寺」の施設「インフォメーションセンター」が2017年11月に新設。カフェやブックセンター、ショップ、多目的室による構成となっています。

築地本願寺ブックセンターは、立ち上げより築地本願寺様の伝道布教・文書伝道につながる場としてインフォメーションセンター2階にて営業してきましたが、2019年11月に1階へと移転。より多くの方に立ち寄っていただけるようになり、「開かれたお寺の書店」としてさらなる期待が寄せられています。

※2022年6月26日(日)を持ちまして、閉店いたしました。長きにわたるご愛顧に厚く御礼を申し上げます。

築地本願寺ブックセンターの特徴

築地本願寺ブックセンターでは浄土真宗関連書籍・仏教全般、建築・美術、一般書など約3,000冊の取扱いがあり、販売を行っています。そのほか、境内のWi-Fiを利用し電子図書で仏教関連電子書籍を無料で提供しています。

当社の先行実績として、美術館の書籍選書支援やディスプレイ、複合施設での当社独自の選書・編集展示「BooQ」の展開、カフェ運営やイベント企画実施、仕入れ販売などがありました。
そういった実績が評価され、DNPグループとして築地本願寺ブックセンターの運営にあたっています。

築地本願寺ブックセンターについて詳しくはこちら

「開かれたお寺」を実現するために

当社として初めての仏教専門書店立ち上げだったため、宗教・仏教という特定のジャンルの書籍の棚づくりについて試行錯誤を行いました。特に、一般の観光で訪れる方へも親しみやすい店舗づくりをどのように実現するかが課題となりました。

書籍の配置について、一般の大型書店のような出版社や著者による並びでなく、「入門」「読物《生きる》やわらかめ」「読物《親鸞聖人》」「専門《日本の仏教》」などといった棚見出しを設け、全体の並びが初心者向けから専門家向け、僧職向けへと流れるように計画。
店舗入り口側には入門向けの書籍、奥へ進むにつれて専門性が高まるような棚づくりとしています。

普段仏教や浄土真宗に馴染みのない方にも親しみやすい書籍を店舗入り口付近に配置したことで、観光目的で訪れた方にも気軽に立ち寄りやすい雰囲気となり、築地本願寺様のプロジェクト・コンセプト「開かれたお寺」にふさわしいものとなりました。
また、書店スタッフの専門知識習得により、さまざまなお客様へのご案内が可能となりました。専門知識のある方や僧職の方にも当店舗ができて良かった、というお言葉をいただいています。

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