丸善雄松堂

學鐙<GAKUTO>

企業PR誌『學鐙』最新号のご案内

學鐙 秋号(Vol. 122 No.3)

特集: 食い問答
2025年09月05日
定価: A5判 250円(税込)
PR誌『學鐙』は、1897年[明治30年]3月に創刊し、現在まで続く日本初の 企業PR誌です。初代編集長は作家・文芸評論家として活躍していた内田魯庵 で、執筆者には坪内逍遙、夏目漱石、井上哲次郎らが名を連ねました。2010 年以降の企業グループ再編により、2011年3月~2023年3月は丸善出版(株)よ り発行、2023年6月から丸善雄松堂(株)(2016年丸善(株)が商号変更)が発行し ています。創刊時から続く「広く日本の文化に寄与し、世界の文化受容の窓 口となる」という一貫した編集姿勢は変えず、今後より複雑化していく未来 に向けて、「未知に光をあて、先の見えない時代を照らす小さな知の灯火 (鐙)となることを目指します。
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今号の特集について

 
本号は「食い問答」というテーマで特集をお届けしました。
多様な書き手からいただいたご寄稿からは、おいしさを介したコミュニケーション、文化としての選択や洗練、先祖や人以外の生命・自然界とのつながり、ビジネスとも結びつく社会問題、自分を成し守るものとしての「食」……といったさまざまな観点が浮かび上がってきました。
 
食べることは、他者との関係を築くことでもあり、自分自身との対峙でもあります。「食べる」までのプロセスとどう向き合うのか。何を考え、あるいは考えずに「食べる」のか。味わいを誰と分かち合うのか。身体を維持する〝生きる〟ための行為でありながら、私たちがどう〝生きる〟のかを映し出すのが「食」なのかもしれません。
 
食欲の秋です。

みなさんは今日、何を食べますか。

灯歌

水野 葵以(歌人)

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