丸善雄松堂

學鐙 <GAKUTO>

學鐙 夏号(Vol. 121 No.2)

特集: 私の原点、転換点
2024年06月05日
定価: A5判 250円(税込)
PR誌『學鐙』は、1897年[明治30年]3月に創刊し、現在まで続く日本初の 企業PR誌です。初代編集長は作家・文芸評論家として活躍していた内田魯庵 で、執筆者には坪内逍遙、夏目漱石、井上哲次郎らが名を連ねました。2010 年以降の企業グループ再編により、2011年3月~2023年3月は丸善出版(株)よ り発行、2023年6月から丸善雄松堂(株)(2016年丸善(株)が商号変更)が発行し ています。創刊時から続く「広く日本の文化に寄与し、世界の文化受容の窓 口となる」という一貫した編集姿勢は変えず、今後より複雑化していく未来 に向けて、「未知に光をあて、先の見えない時代を照らす小さな知の灯火 (鐙)となることを目指します。
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今号の特集について

今号の特集は「私の原点、転換点」といたしました。
わたしたちの人生それぞれにおいて、運命の分かれ道だったと考える出来事があるかと思いますが、それは自らの来し方を長い時間の後に振り返ってみて初めて、その位置付けがわかるものではないでしょうか。
本号の論考でも、人生におけるさまざまなターニングポイントをご紹介いただきました。それらは単なる回顧にとどまらず、さらなる未来へと開かれていることも共通しています。「今」を一生懸命生きることが、それぞれの「原点・転換点」を肯定的に振り返るために必要なのだと再認識させられるテーマです。

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